今日は真夏日 それでも風があって田んぼは 思った程キツク無かった。
水稲の「きぬむすめ」に穂肥の追肥 幼穂形成期の追肥 この品種は多肥が必要。
指定の肥料 10a当たり10〜15kg程度を 稲の葉っぱの色を見ながら追肥。
追肥は田んぼに入って歩いて施肥 稲の生育の状況 田んぼの硬い柔らかい等の状況 ヒエ等があるかないか それらも見ながら・・・
田んぼの中は 農道からや畔からでは良く分からない だから追肥で中に入って状況確認。
入って見ると稲の生育は一律ではない 丈の伸びた所 葉っぱの色の薄いところ それらを見ながら田んぼの中で撒く肥料の調整・・・
今日は全部終わらず 明日も追肥・・・ ボチボチ・・・
米の等級を下げる害虫「カメムシ」が既に 稲や畔の雑草の実に出ている。
畔の雑草の実にも・・・
稲の花が咲いて 米になる過程で「乳白期(米が固まる前に牛乳状態の時期)」に このカメムシがその状態の汁を吸う その吸った跡が米粒に黒く残る その米粒がある米は等級が下がる。
検査の時に 例えば米粒ひとにぎりの中に この黒い米粒が何粒以上なら等級が下がる。
白米にしたら気になる状態でもないし 味も変わらないのだけれどもね〜!
ヨーロッパ・アメリカ等何度も行って スーパーで買い物をした どこの国も野菜や果物は大小が山盛り トマトの山 イチゴの山 キャベツの山 買うときはその山の中から選んで買い物カゴ。
レジで計量器があり g幾らとレジと連動していて値段が打ち出されて精算。
日本のようにパック詰めされて そのパックが幾ら そんな国はまずない 山になった野菜にはg幾らの表示 大小 形の良し悪し 色など関係ない これトマト これキャベツ そんな売り方。
日本だけだよ(苦笑) 大きさを揃え 色を揃え しかもパックに詰める あるいは束ねてある 手間暇掛けて見てくれの良いものだけ高く買う 味は曲がっていても一緒なのに・・・
大震災を機に 日本も見てくれだけで野菜や果物を買うことを改め 大小山にしてそこから自分が気に入った野菜を必要なだけ買う そんな風にしたら生産者は 育てた物がほとんど出荷が出来る 選別やパック詰め・束ねる費用が必要ない 消費者は少しでも安い物が買えると思うのだが!
カメムシを見て そんなことを畦道で思った・・・・・